リハビリテーション科
リハビリテーション科専門医の在籍
当院にはリハビリテーション科専門医が1名在籍しております。
リハビリテーション専門医とは
「病気や外傷の結果生じる障害を医学的に診断治療し、機能回復と社会復帰を総合的に提供することを専門とする医師です。
専門医の資格は、リハビリテーション科が関与するすべての領域について、定められた卒後研修カリキュラムにより3年以上の研修を修め、資格試験に合格して認定されるものです。」
チーム医療
医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ケアワーカー、医療ソーシャルワーカーと、9つの分野の専門家が質の高いチーム医療を展開しています。
症状が安定したもののすぐに在宅復帰することに不安な方、症状に不安があるために日常生活動作の改善・向上という共通の目的に向かって、切れ目のない医療・介護サービスを提供します。
朝起きて寝るまでのすべての日常生活がリハビリです。
出来なくなった生活動作の獲得を目指します。
チームで患者様1人1人の状態に合わせて日々の生活をサポートします。
機能向上訓練
筋力の場合、1週間の安静では約15%、1ヶ月では50%もの筋力低下が起こります。一度落ちた筋力をもとに戻すには2倍の時間が掛かるとされています。特に高齢者の場合、元々の筋力が落ちているため、余計に注意が必要です。
お一人お一人の身体能力に合わせ運動の習慣作りをお手伝いします。退院したらリハビリは終わりではありません。継続し運動が行えるよう自主トレーニング指導を行っています。
集団体操~生活のリズムづくり~
【集団体操の目的とは】
集団で体操を行うことにより、自然とコミュニケーションを図ろうとします。 体操を通じたコミュニケーションでは仲間意識を芽生えさせ、互いの心身の健康維持にもメリットがあります。
退院後、いきいき100歳体操やデイサービス等への参加がスムーズに行えるよう、仲間づくりなどを目的に入院時より集団の中での活動参加を促していきます。
~したいことを応援します!~
お一人お一人の体の状態に合わせて、退院後の生活を見据えたプログラムを実施。
退院後の自宅に閉じこもらないよう外出機会の提案や自主トレーニングの提案を行っていきます。
家屋の段差解消や手すりの設置なども提案します。
口腔チームとの連携
口腔・摂食嚥下評価
飲み込みに問題がある方に対して歯科医、医師、歯科衛生士、看護師、放射線検査技師、言語聴覚士で一体となって口腔内の機能チェック、食事や水分の嚥下評価を行っています。
言語練習
ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚士はことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援します。
https://www.japanslht.or.jp/what/